太鼓の達人の達人 岡本優真

誰もが一度はプレイしたことがある大人気ゲーム。ついにロボットもプレイできるようになったようです。ゲームプレイの精度もさることながら、スタイリッシュにまとまった筐体にも要注目です。

ーーこちらはどういった作品なのですか?

皆さんご存じ、太鼓の達人のゲームアプリを自動でプレイしてくれるロボットです。頭のカメラでタブレット画面上の譜面を認識し、タイミングよくサーボモーターを動かして画面をたたきます。認識の部分はOpenCV、サーボモーターを動かす部分はArduinoを使っています。本体は3Dプリンタやレーザーカッターを用いて作りました。

ーーどのようなところから今回のアイデアに至りましたか?

個人的にリズムゲームが好きであることと、ロボットがゲームをプレイしたら面白いだろうという発想からです。ほかにも様々な案を出しましたが、難易度や、学んだことを活用できそうかという観点からこのアイデアを実現することにしました。

ーー苦労したところ、工夫したところは何ですか?

苦労した点は、最初のアイデア出しです。工夫した点は、ソフト(認識など)のプロトタイプを完成させて早めにハード(ロボットの本体)づくりに取り掛かったことと、メンテ性の高い設計を目指したことです。

ーー今回の制作にあたり、学科での学びは役に立ちましたか?

CAD設計、機械加工、3Dプリンタ、レーザーカッター、プログラミング(Python、OpenCV、Arduino IDE)など、学科で学んだ様々な技術を使うことができました。ロボットなどを作るうえでの幅広いスキルを学ぶことができたのが機械情報工学科の良さです。

ーー最後に、これから進路を選ぶ方々にメッセージをお願いします。

ChatGPTなどAIの成長が加速している今、ソフトウェアだけでなくハードウェアも作れる人材がより重宝されるようになると思います。ソフトとハードをバランスよく学べるのが機械情報工学科です。ぜひ、機械情報工学科を検討してみてください。

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