リアルスプラトゥーン 黄子馨

ゲームの世界に飛び込んだかのように、実際に体を動かしてスプラトゥーンをプレイできる作品。細かいところまで、リアルを追求する工夫が詰まっています。

ーーこちらはどういった作品なのですか?

Nintendo Switch用のゲームソフト「Splatoon3」をよりリアルに遊ぶための一式です。ゲームに出てくるブキを模したコントローラを使ったり、自分の体の動きでイカちゃんを制御したりして遊べます。

ーーどのようなところから今回のアイデアに至りましたか?

Splatoonシリーズに出てくるブキは現実にあるもの(水鉄砲やバケツなど)をモチーフにしているので、本物を使ってゲームできたら最高では!?と思ったのがきっかけです。あとは、家族が「ボタンが多すぎて操作が難しい」と言って全く遊んでくれないので、より直感的に遊べる方法があったら面白いかも、と思ったのもありました。

ーー苦労したところ、工夫したところは何ですか?

電子回路初心者だったので、結構色々なところで躓き、色々な部品を破壊しました。センサの誤差の原因追及が一番辛かったです(結局、ネットにあったセンサの使い方動画のコメント欄の返信まで全部見ていってようやく解決しました)。力を入れたのは、精度や操作性をよくするという点です。ゲームに最低限必要な動きに関しては、誤作動もストレスもあまりなくできるレベルになっていると思います。原作再現や、プレイする際の臨場感にも気を遣いました。

ーー今回の制作にあたり、学科での学びは役に立ちましたか?

電子回路をがっつり触ったのは学科の演習が初めてでした。また、演習はとにかく手広くという感じなので、自分のやりたいことに対し、様々なアプローチを(実際にとったかどうかは別として)ハードル低めに考えられたという点ですごく役立ったと思います。

ーー最後に、これから進路を選ぶ方々にメッセージをお願いします。

ロボット、自動運転、AI、VR・AR、バイオ、脳など、扱う分野が広すぎて自分も周りもよく困惑しているような学科ですが、その分やりたいことは割となんでもできるという学科でもあります。前述の分野に少しでも興味がある人、「人を知り、ロボットを創る。ロボットを作り、人間に近づく。」というキャッチコピーがピンときた人は、ぜひ機械Bへ!

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