「SPIDER MIC」製作者インタビュー
作品に対する設計思想や製作中に感じたことなどについて、4班の方々へインタビューを行いました。是非ご覧ください。
ーーアイデアの経緯などを教えていただきたいです!
講演会のたびに質問者にマイクを届けるために走り回る先生を見て、もっと楽にできたらいいなと思いました。
ーー一番のアピール・推しポイントはどこですか?
とにかくダイナミックに動くところです。10m規模で動き、同じ機器構成のままで拡張もできます。
ーーこの知識が活きたなという部分はどこですか?
ハード面では、昔からモータ工作をしていた経験から、様々な問題に当たっても柔軟に回路設計を変更できました。
ソフト面では、演習などの機会にカメラ画像を扱ってきた経験から、シンプルかつ効果的なアルゴリズムを作ることができました。
ーー作品を作る上で楽しかった部分はどこですか?
最後まで中々動かず、不具合も多く発生しましたし、展示のためにかなり大きな針金工作が必要になりました。
何度も夜遅くまで残ることになりましたが、最終的にそれらの日々が楽しかったことに気付きました。
ーー作品を作る上で苦しかった部分はどこですか?
苦労して作った針金のレールが、本体を動作させるとすぐに壊れてしまった時や、制御アルゴリズムのミスのせいで回路が発煙した時は心が折れそうでした。
ーー機械系を目指す人々にひとこと!
ミクロからマクロまでなんでもできる学科なので、何か作りたいものがある人や、実現したい夢がある人ならだれでも楽しめると思います。
あなたが生物系や電気系だと思っていたその研究、実は機械系だったりしませんか?