変身スーツ DXカプリチオコンダクター & にぎやかオーケストラ隊 谷凌介

 子供の頃、憧れたものはなんだろう。スポーツ選手、総理大臣、世界を救うヒーロー、魔法少女?この作品の名前は、まるでヒーローになりきれるかのような名前だが、その正体は指揮者になる体験ができるジャケットだ。そして、「にぎやかオーケストラ隊」という楽しそうな箱。どうしてなりきる対象に指揮者を選んだのか、製作者に迫る。

ーーーおもちゃのような楽しそうな名前ですが、どういった作品なのですか?

谷:「変身スーツ DXカプリチオコンダクター」はこれを着用して、指揮者のように手を振るテンポを変えたり、手の向きを変えたりすることで、音楽のテンポや音量を変えることのできるジャケットと手袋です。Arduinoと加速度センサが服についており、PC上のUnityで制作したソフトウェアと連動して動作します。もう一つ、「にぎやかオーケストラ隊」はDXカプリチオコンダクターと連携して、音楽が流れると同時にクランク機構が回転し、花火が打ち上がる楽しいおもちゃです。

ーー指揮者になりきるおもちゃを作るきっかけはなんだったのですか?

谷:元々音楽が好きで、様々な楽器に触れてきました。どれも一人でも練習したり演奏したりできるのですが、指揮者だけは演奏してくれる人がいないと体験できないことだったので、これをテーマにしようと考えました。また、プレゼン映えするテーマだということも考えていました。

ーー服にセンサなどを取り付けているということですが、工夫した点などはありますか?

谷:ウェアラブル端末として、普通に服として着用していても違和感のないようにとても薄いユニバーサル基盤にセンサなどを取り付けました。また、プレゼンでは自ら主演を演じるCMを作成して少しでも印象に残るように工夫しました。

ーー学科での学びは役に立ちましたか?

谷:マイコンの使い方や、センサ、機械的な機構、ソフトウェア作成のためのプログラミングなど基本的なところはもちろんですが、作りたいものを考えた後、要求機能やそれを達成するための設計を考えるといった機械設計的な考え方は、1から作品を作るこのプロジェクトにおいてとても役立ちました。両手にセンサを取り付けてその真ん中にArduinoがあると嬉しいという要求機能に対して、自分の体、服が真ん中にあるので、そこにArduinoをつければいいという設計を思いついた時は、とても気持ちよかったです。

ーー最後にこれから進路を選択する方々にメッセージをお願いします

谷:機械系での学びは、即ものづくりに直結するものばかりで、この学科に来ればものづくりに必要な学習、経験を積むことができます。また、ハードウェアからソフトウェアまで、いわゆる工業的な機械からウェットで生物的な機械まで学べる分野の幅がとても広いです。学科の人数も多くて、沢山の刺激的な出会いを得られること間違いなしです!ぜひ、機械系でものづくりについて学びましょう!

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